【UEFN】Verse言語のパラメータについて徹底解説【初心者向け】

目次

パラメータとは

関数定義の構文の括弧内に書くものです。
括弧内には定数が書かれ、それにより関数のコードブロック内でその定数が使えるようになります。
「他のコードブロックにある定数を引数として関数を呼び出し、関数にパラメータを設定することで、その定数を引き継ぎ、関数のコードブロックでも使う」ということもできます。

公式ドキュメントのパラメータの解説はこちら

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パラメータの構文

パラメータの定数は、 通常の定数定義のように識別子:型=値と1行で終わるものではなく、 関数の宣言時と呼び出し時で分けて書かれます

宣言時

宣言時はまず、識別子だけ書かれます。

関数名(識別子:型):型=
コードブロック

呼び出し時

呼び出し時には識別子、または値だけが書かれます。この値を引数(ひきすう)と言います。

関数名(識別子:=値)

又は

関数名(値)

具体例

using { /Fortnite.com/Devices }
using { /Verse.org/Simulation }
using { /UnrealEngine.com/Temporary/Diagnostics }
using { /Fortnite.com/Playspaces }
using { /Fortnite.com/Characters }
using { /Verse.org/Random }

hello_world_device := class(creative_device):

    OnBegin<override>()<suspends>:void=
        HurtPlayer(DefensePower:=50.0, EnemyAttackPower:=GetRandomFloat(100.0,200.0))
        
    HurtPlayer(DefensePower:float, EnemyAttackPower:float) : void = 
        Playspace: fort_playspace = GetPlayspace()
        AllPlayers: []player = Playspace.GetPlayers()
            if (FirstPlayer : player = AllPlayers[0]):
                if (FortniteCharacter : fort_character = FirstPlayer.GetFortCharacter[]):
                    FortniteCharacter.Damage(EnemyAttackPower - DefensePower)

ゲーム開始時にランダムなダメージを食らうコードです。
パラメータを2つ定義して使っています。複数書く場合は「,」で区切ります

宣言時⇒DefensePower:float
    EnemyAttackPower:float

呼び出し時⇒DefensePower:=50.0

まとめ

  • パラメータを書くことで、書いた定数を関数のコードブロックで使える。
  • パラメータは関数の宣言時と呼び出し時で分けて書く。
  • パラメータは,で区切れば複数書ける。
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この記事を書いた人

メタバースに興味を持ち、UEFN、Verseを学びながらFortniteでゲーム制作しています。
初心者でも理解できるような記事を書くことを心がけております。
間違いがありましたら指摘よろしくお願いいたします。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • ありがとうございます!!
    記事のコードを見ながら勉強したいと思います!
    本当にありがとうございました!!

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